山下良美審判員が、大会史上初の女性主審を務めた。副審は坊薗真琴、手代木直美両審判員と、女性トリオがそろってACLのジャッジを行うことになった。

山下審判員は笑顔でボールを手にすると、りりしくACLのピッチへ。両チームの選手たちとグータッチをかわし、キックオフの笛を吹いた。

山下審判員は昨年5月に、Jリーグ史上初の女性主審としてJ3のYS横浜-宮崎で笛を吹いた。15年から国際主審となり、19年の女子ワールドカップ(W杯)では決勝トーナメント1回戦などを担当。昨夏の東京オリンピック(五輪)でも主審として大舞台のピッチに。女性主審としてまた新たな1歩を刻んだ。