ガンバ大阪は29日、J1リーグ第10節でFC東京と対戦する。舞台は新装された国立競技場でJリーグでは初開催となる。

28日にオンラインで取材対応した片野坂知宏監督(51)は「我々にとってはアウェーになるが、スタジアムもピッチも雰囲気も素晴らしい。ビッグスタジアムでできる喜びを感じながら、我々がいい試合をして勝ち点3を取って、Jリーグ最初の試合でG大阪の名前が歴史に残せればいい」と語った。

昨季まで大分トリニータの指揮官を務めた片野坂監督にとれば、浦和レッズと天皇杯決勝で戦った昨年12月19日以来、2度目の舞台になる。その時は1-2で準優勝に終わっている。

「今回と前回は、また雰囲気は違う」とした片野坂監督は、スペイン人のアルベル監督が今季から率いる東京に「新たな東京スタイルを構築している。これまでの東京らしさも失われておらず、前への推進力が強み」と警戒は怠らない。

開幕から2勝4分け3敗で11位のG大阪は最近3試合勝ちがなく、4月2日名古屋グランパス戦以来の勝利を目指す。