川崎フロンターレのACLが終わった。最終節の広州(中国)戦は、1-0で勝利。ただ、同組のジョホール(マレーシア)が蔚山(韓国)に勝利したことで、グループ2位となった。2位は、東地区の各組成績上位3チームが決勝トーナメントに進出できたが、他グループの結果によって、敗退が決まった。1次リーグ突破を決めている浦和5-0で山東泰山(中国)を下した。

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川崎Fの悲願の夢が、ついえた。最終節に勝利したが、同組のジョホールが蔚山に勝利したことで、グループリーグを2位で終えた。2位は、東地区の各組成績上位3チームが決勝トーナメントに進出できたが、その後、行われた他グループの結果により、川崎FのACL敗退が決まった。公式会見に登壇した鬼木監督は「グループ1位を目指していた中での2位なので、すごく残念に思っています。いろいろなレギュレーションがある中で、1位にならないと突破は難しいと思っていました。自分の力不足を感じています」と反省の弁を口にした。

昨年の同大会は、決勝トーナメント1回戦で涙をのんだ。クラブとしての目標は明確だった。鬼木監督、キャプテン谷口を中心に、今春のキャンプから、皆が口をそろえて、「アジアのタイトルを取る」「ACL制覇」と目標を掲げていた。この試合で、決勝点を挙げたFW知念は「チームとして総力戦でできる限りのことは尽くしたが、悔しい結果になった。この悔しさはJリーグで晴らしたい」と唇をかんだ。アジアの頂は届かなかったが、クラブ史上初となるリーグ3連覇を目指す。

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