セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)が、Jリーグで金字塔を打ち立てた。この日のサガン鳥栖戦でJ1通算334試合出場を果たし、外国籍選手最多出場記録を更新した。

かつてヴィッセル神戸などに在籍したブラジル人FWマルキーニョスの持つ333試合の最多記録に前節で並んでいたが、その偉大な記録を抜き去った。

試合は先行逃げ切りを図りながら、同点に追いつかれてのドローに終わった。

守護神は「Jリーグの記録に自分の名前を残せたことはうれしく思う。ただ、この記録に満足せず、もっともっとやっていきたい。これからは1試合1試合が更新することになっていく。結果を出さないといけないプレッシャーもあるが、しっかりと自分のパフォーマンスを発揮したい」と胸を張った。

ここ3試合は勝ち星から見放されており、「自分の記録よりチームの勝利が一番なので、今日は勝てなくて残念だった。次は勝てるように準備したい」と巻き返しを誓った。

次節6日のジュビロ磐田戦は本拠地ヨドコウでの開催のため、試合前に今回の記録をたたえるセレモニーが行われる予定。

キム・ジンヒョンは韓国の大学を卒業し、09年に当時J2だったC大阪入り。翌10年3月20日のFC東京戦(味スタ)でJ1初出場を果たした。C大阪一筋で今季が14年目。

【詳細スコア】鳥栖-C大阪はコチラー>