日本代表入りしたサンフレッチェ広島のGK大迫敬介(22)が、最少失点でチームを勝利へ導いた。

2点リードの前半42分。ペナルティーエリア(PE)内で京都MF武富から振り向きざまにシュートを放たれ、ゴールを許した。

しかし、その後はDF荒木との連係で安定した守備を披露。得点王争いを繰り広げる京都FWウタカを自由にさせず、無得点に抑えた。

見せ場は試合終了間際。PE内の至近距離で京都MF福岡から右足シュートを放たれるも、大迫が左へ飛んで両手で弾いてセーブした。

最近3戦でわずか1失点と安定感は抜群。この日の勝利でチームは4月以降の9戦で5勝3分け1敗と好調を維持する。

過去にドルトムント、レバークーゼンなどを率い、今季から指揮を執るドイツ出身のミヒャエル・スキッベ監督(56)は「失点の場面はアンラッキーだった。全体的なパフォーマンスには満足している。勝利に値する内容だった」と語った。

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