セレッソ大阪は28日、FWアダム・タガート(28)がワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア予選プレーオフのオーストラリア代表メンバーに選出されたことを発表した。昨年以来の復帰になる。

29日のJ1リーグ湘南ベルマーレ戦(レモンS)には出場可能で、その後から6月15日までC大阪を離れる予定。

プレーオフはアジア最終予選A組3位のUAEと、B組3位のオーストラリアが6月7日、中立地のカタールで一発勝負で対戦する。

勝てば13日、同じカタールで南米予選5位のペルーとの大陸間プレーオフに進み、こちらも一発勝負で本大会切符を懸けた大一番に臨むことになる。

タガートは昨年10月に左膝を大けがし、同11月に手術したものの、今季になって復調し、5月21日のガンバ大阪戦でJ1今季初得点を挙げたばかり。14年W杯ブラジル大会代表の経験もある。

クラブを通じて「とても大事な試合に呼ばれて光栄に思う。またW杯でプレーすることが僕の夢なので、プレーオフにとても期待している」などとコメントを発表した。