3月に右膝内側半月板損傷の手術を受けたガンバ大阪の元日本代表GK東口順昭(36)が、中断明け初戦となる18日のJ1リーグ横浜Fマリノス戦(パナスタ)で、今季初出場することになった。片野坂知宏監督(51)が17日、オンライン取材で明言した。

東口は今季開幕前に右膝を負傷し、開幕戦から欠場していた。109試合連続フルタイム出場で記録がストップ。保存治療を試みたものの3月に手術し、5月下旬にチームの全体練習に合流した。1週間前の練習試合で実戦に臨み、指揮官がGOサインを出した。

片野坂監督は「ヒガシは出ます。使いたいと思う。(練習試合で)よかったので、試合に使おうかなと思う」とコメント。「練習を含めて存在感がある。スピード、キック、セービングはトップレベル。復帰してきてよくなっているので十分、ピッチに立ってプレーできる」と説明した。

5日の公開練習で、取材対応した際の東口は「やっとシーズンが始まったという感じ。ここからしっかり上げていきたい」と語り、右膝に関しては「元の膝ではないが、やっていくうちに、不安は消えていく」と前向きだった。

また、4月に左ヒラメ筋の肉離れで長期離脱していた主将のMF倉田秋(33)もベンチ入りする予定。主力2人の復帰は、大きなプラス材料になる。

G大阪はここまで4勝5分け6敗で13位、横浜は9勝4分け3敗で首位を走っている。

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