前回覇者の浦和レッズが、かつての指揮官である大槻毅監督(49)率いるJ2ザスパクサツ群馬に0-1で敗れた。

6バック気味にするなど、徹底的に守る相手に苦戦。シュートがクロスバーに当たるなど運にも恵まれなかった。

主将のGK西川周作(36)は「数多くのチャンスをつくった中で決めきれなかったのは自分たちの反省点。これをしっかり受け入れて前に進むのがこのチームに必要」と神妙な面持ちで話した。

すぐに中3日で迎える26日のJ1神戸戦(ノエスタ)がやってくる。「若い選手が多い中でこういう経験は無駄ではないと思う。この敗戦があったからと言えるように、今後もリーグ戦に生かしたい」。悔いの残る敗戦にも、懸命に前を向こうとした。