柏レイソルのMF武藤雄樹(33)が28日、ホームでの鹿島アントラーズ戦(7月2日)に向けて取材に応じ、柏でも得点を重ね、サポーターにすしを食べてもらうことを宣言した。

武藤は今季、シーズン前のキャンプで右膝半月板を損傷し手術を受けて出遅れた。4月29日のサガン鳥栖戦で復帰も、筋肉系のトラブルで再離脱。6月18日のホームでのヴィッセル神戸戦で途中出場し、柏加入後、初得点を決めた。「膝に関してはどんどん良くなっていて、しっかりケアしながら練習を休むことなくプレーできている。100%プレーできる状態だと言えると思う」と、後半戦へ向けエンジンは全開だ。

武藤の大好物はすし。ベガルタ仙台に在籍時から、サポーターが武藤が得点すると試合後にすしを食べる習慣が広まり、浦和レッズ、柏レイソルと所属が変わっても続いている。神戸戦後は、自身もすしを少し食べたことを明かし「できればたくさんゴールを決めて、レイソルのファンの方々にすしを食べてくれるシーンをつくれれば」と今後の得点量産を誓った。

チームは25日の横浜F・マリノス戦で今季ワーストタイの4失点で完敗した。現在5位で、上位に食い込むためにも2位の鹿島との試合は落とせない。「負けた後の試合は、もう1度、自分たちがやるべきことにフォーカスして次に向かうことが大事」と位置付け「今季、上で戦うためには必ず勝たないといけない試合。連敗しないことも大事だし、上のチームに勝つことが僕たちが自信をつける上で大事な一戦と感じている」。柏の底力をホームで存分に発揮する覚悟だ。

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