北海道コンサドーレ札幌は柏レイソルに0-1で完封負けを喫し、4試合連続白星なしとなった。開始3分でループシュートを決められ先制を許し追う展開も、3試合連続ノーゴールに終わった。ペトロビッチ監督(64)が「日程的には我々が有利」と話していたとおり、中5日の札幌に対し、柏は天皇杯から中2日だったが相手を上回れなかった。

アクシデントはあった。右サイドで先発したMF金子が左足負傷により前半15分に交代した。前半ロスタイム2分にFW興梠がペナルティーエリア内で倒されたように見えるも、ノーファウル判定でPKを獲得できなかった不運もあった。

ただ、終始ゴール前での迫力に欠けた。前日15日に指揮官は「いい戦いをしているが、勝ちきるところまでいけないのは得点が課題。得点はトレーニングで改善できない」と悩みを口にしていた。次節まで2週間。悪い流れを変えるための期間にしなければならない。