ジュビロ磐田が屈辱的な大敗を喫した。前半だけで3失点すると、後半も立て直しができず、さらに3失点。ミスからカウンターで失点を重ねるシーンの繰り返しだった。J1での6失点はクラブワーストタイ記録。6点差での敗戦は、クラブ史上初の不名誉な記録となった。攻撃陣は直近7試合でわずか1得点。今季残り9試合で最下位と、極めて厳しい状況に追い込まれた。

 

▽伊藤彰監督(49) このような敗戦になってしまい、サポーターには申し訳ない気持ち。前半15分までに、ミスから2失点したことが全てだと思う。大量失点になってしまったことについては、選手に責任はない。ただ、1人1人の技術的なところは反省しなければいけない。次に向けてしっかりと切り替えて、選手と1つになって準備していきたい。

 

▽途中出場したMF松本昌也(27) 前にパワーを出したいと思ってピッチに立った。結果については、非常に申し訳ない気持ちでいっぱい。次の試合は、スタートから勝つという気持ちを前面に出して、90分間戦わなければいけないと思う。その上で勝ち点3を取るために、チーム一丸となって戦いたい。

 

▽3試合連続で先発出場したMF金子翔太(27) 試合が終わって、すぐ分析できるような内容ではない。ミスから失点して、ゲームプランが崩れてしまった。正直、ダメージが大きかった。残り9試合でこういう試合運びをしてしまったら、試合巧者になれない。そこは監督と話し合って、明確にしていきたい。選手同士でも腹をくくって、腹を割って話し合うべき。うみをだし切ってから、次の試合に向けて準備をしたい。