浦和レッズが地の利を生かして、アジアの戦いに挑む。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント初戦となるジョホール戦(埼スタ)を翌日に控えた18日、公式会見が行われた。

浦和からはリカルド・ロドリゲス監督(48)と主将のGK西川周作(36)が出席。ロドリゲス監督は「このスタジアムでプレーできるアドバンテージがあるので、それをしっかりピッチの中で示して行ければ」と話した。

決勝トーナメントの準決勝までが日本で集中開催となり、ホーム・埼玉スタジアムで戦えることとなった。さらに、全ての試合で声出し応援エリアが設置され、浦和サポーターの大声援も心強い味方になる。西川は「明日はサポーターが僕たちのためにいろいろ考えてくれていると思う。リーグ戦と違うチャント、ビジュアル(人文字)が素晴らしかったりという、いろんなことで後押ししてくれると思う」と心待ちにした。

17年以来、5年ぶりのアジアの頂点を目指す今大会。当時の歓喜を知る選手は、西川しかいない。「試合に入る前に緊張することは間違いない。一番大事なのは自分たちがやってきたことを信じて落ち着いて出来るか」。戦いなれたホームで、いつもの戦いを見せる。