浦和レッズがタイ勢初の4強を目指したBGパトゥムに快勝し、準決勝進出を決めた。

予想外の出だしにも動じなかった。試合開始1分もたたずに、MF松尾がスピードを生かしてゴール。しかし、ハンドを取られて取り消し。同25分には関根がゴールを決めるも、今度は味方のオフサイドを取られて幻となった。

鬱憤(うっぷん)を晴らしたのは、前半32分。MFダビド・モーベルグ(28)が右足で放った強烈なシュートが、相手GKの伸ばした手をはじき、ゴールネットを揺らした。まさに、三度目の正直となった。

前半42分にはCKから、DF岩波がヘディングで追加点。2-0で折り返すと後半20分にMF小泉、27分に明本と次々に追加点を積み重ねた。

5-0で勝利した19日ジョホール戦に続いて、ゴールを量産しての白星。次戦は25日の準決勝。ヴィッセル神戸を倒した全北現代(韓国)と対決する。ホームの力も借りて、準優勝した19年以来の決勝進出を目指す。