日本代表3人が出場した一戦はスコアレスドローに終わったが、湘南ベルマーレのGK谷晃生(21)が、鉄壁ぶりで存在感を見せた。

展開を見極めながら前に出てピンチを未然に防ぐなど、的確な判断力を見せた。枠の中へ再三シュートを打たれるも、危なげなく弾いてゴールを守り抜いた。 谷は今月下旬のドイツ遠征に臨む日本代表に選出。23日にアメリカ代表と、27日にエクアドル代表と国際親善試合を行う。伸びしろと持ち味を生かして、日本代表では権田、川島のベテランGK陣に割って入りたい。

 

湘南GK谷の一問一答は以下の通り

-スコアレスドロー

試合を通して、良かった部分もあったし、もちろんピンチもあったが、僕らの方が多分90分の中で多くの時間を自分たちのペースで進められたと思うし、決定機もつくれていたと思うので、勝ち点3を取れなかったのは悔しいです。

-ピンチで仕事をした。特に背後をケアする意識が見えた

今シーズン通してずっと継続してやってきたところなので、この試合だけじゃなくて、これから先の試合もこれまでの試合もそうですし、そういう姿勢は変わらずにやっていけたらなと思います。

-W杯前最後となるドイツ遠征に向かう

僕自身にとっても、日本代表にとってもすごく大きな大会だと思いますし、僕自身に関してはしっかりメンバーに入れるように、1日1日練習を大事にして、しっかりといいアピールをしていけたらなと思います。

-チームとしては残り5試合、どんなものを見せていきたいか

ホームもあと1試合ですし、アウェーの試合が続きますけど、本当に執念だったりとか、勝ち点3を取る気持ちを90分間の中で1人1人が姿勢で見せていけたらなと思いますし、なんとしても1つでも多くの勝利をつかんで、良かったなと思えるシーズンにしたい。