大卒選手が代表戦士に増えている。
1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会では約半分が大卒選手だったが、その後は減り、18年のW杯ロシア大会ではDF長友佑都(東京)、FW武藤嘉紀(神戸)、GK東口順昭(G大阪)の3人だけ。
だが、ここ数年は大卒選手が即戦力の活躍を見せ、森保ジャパンでもW杯カタール大会へのアジア最終予選でFW上田綺世(法大卒)、MF伊東純也(神奈川大卒)、古橋亨梧(中大卒)、三笘薫(筑波大卒)、守田英正(流通経済大卒)、旗手怜央(順大卒)、DF長友佑都(明大卒)、山根視来(桐蔭横浜大卒)、谷口彰悟(筑波大卒)、佐々木翔(神奈川大)らがメンバーに入った。
歴代の大卒選手を集めたらどんなチームになるのだろう…と個人的な空想で、歴代大卒選手でチームを考えてみた。布陣は4-4-2。
▽GK
東口順昭(G大阪、新潟経営大卒)
▽DF
相馬直樹(大宮監督、早大卒)
井原正巳(柏コーチ、筑波大卒)
宮本恒靖(日本サッカー協会会長補佐、同大卒)
徳永悠平(早大卒)
▽MF
名波浩(松本監督、順大卒)
中村憲剛(川崎F・FRO、中大卒)
福田正博(解説者、中大卒)
三笘薫(ブライトン、筑波大卒)
▽FW
釜本邦茂(早大卒)
中山雅史(磐田コーチ、筑波大卒)
後ろは空中戦に強くインテリジェンスあふれる選手を。丁寧なビルドアップから、中盤のアイデアあふれるパス展開で相手を翻弄(ほんろう)。サイドは個人技で崩し、FWはゴールを仕留めることに専念する。【岩田千代巳】