北海道コンサドーレ札幌は7日、札幌市内でスポンサー関係者を招待した「感謝の集い」を行った。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。ペトロビッチ監督(65)はあいさつで「今季は特に非常に難しいシーズンでした。ケガ人が多く、コロナの影響もあり毎試合誰かがいないという試合が続いた」と振り返った。

6年連続のJ1残留を果たし、10位で終えた。「私は来季6シーズン目になる。今季非常に苦しい戦いだったが、私自身非常に大きな手応えを感じている。来季さらに我々は前に進んでいきたい。この選手たちなら、このチームなら、我々は来季必ずもっともっと上にいけると思っている。一体となって、来季さらにいいシーズンにしていきましょう」と誓っていた。

札幌ドームMVP賞は、チーム最多8得点を挙げたMF青木亮太(26)が受賞した。賞金100万円を受け取り「今年は苦しいシーズンにしてしまったが、来年はもっともっといいシーズンにできるように、自分ももっと活躍できるように頑張る」と話した。

チームは今後、ベテラン選手や負傷選手ら一部をのぞき「Jリーグアジアチャレンジinタイ」に参加するため、タイに出発。12日ブリラム戦、15日川崎F戦に臨む。