横浜F・マリノスが、モウリーニョ監督率いるASローマと3-3で引き分けた。後半アディショナルタイムに追いつかれ、惜しくも名門クラブからの白星を逃した。

前半から横浜が持ち前の攻撃力を発揮した。開始9分で、DF永戸のクロスをDFエドゥアルドが頭で合わせて先制。アデションルタイムにはMF西村ミドルシュート。左ポストで跳ね返ったボールがGKの背中に当たりゴールイン。前半だけで2-0とリードした。

対するASローマは、後半24分に途中出場のMFザニオーロが左足でゴールを決め、1点を返した。

すぐさま横浜は、後半28分にDF松原が右足で鮮やかなミドルシュートをたたきこみ、再び2点差にした。

イタリアの誇る名門も黙っていない。後半39分にボールをカットしたDFイバニェスがそのまま持ち込み、右足でゴール。さらに後半アディショナルタイム、左サイドからゴール前へ詰めたショムロドフが押し込み、同点とした。

フレンドリーマッチとはいえ、横浜がリーグ優勝した勢いのまま、ASローマを圧倒する場面が目立った。ゴールを挙げた松原は「歴史あるローマと戦えてうれしいですし、しっかりローマと戦えることを見せられた」と胸を張った。

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