帝京長岡(北信越1)は尚志(東北1・福島)に1-2で逆転負け。プレーオフ5度目の挑戦もプレミアリーグの「壁」に阻まれ、初昇格を逃した。前半2分、FW堀颯汰が右DF原壮志(ともに2年)とのパス交換から先制点を決めたが、6分後にロングボールを放り込まれ、同点とされる。後半、相手が2度のPKを枠外に外すなど運も味方につけたが、同33分、左FKを与えると最後は混戦から決勝点を奪われた。
帝京長岡は司令塔のMF広井蘭人(3年)を中心に巧みなパスワークとドリブル突破を織り交ぜた華麗なサッカーを展開。攻守の切り替えでも速さを見せた。ロングボール主体の相手の攻撃に手を焼く時間帯もあったが、DF桑原航太主将(3年)が最終ラインを統率し、攻守で主導権を握った。ただ悲願達成とはならず、広井は「後輩たちにもだが、古沢監督を勝たせることができずに悔しい…」と高校最後となった公式戦を振り返った。
プレミアリーグ初昇格には届かなかったが、先制点を決めた堀、攻撃力を示した左右のサイドバック原と内山開翔(2年)、GK小林脩晃(1年)ら下級生が貴重な経験をした。堀は「来年、ここで悔しさを晴らす」と前を向き、再びこのピッチに戻ることを誓った。【小林忠】



