同校初の4強を目指す東山(京都)がまさかの形でピンチを迎えた。

0-0で迎えた後半30分。日体大柏(千葉)FW吉田真翔(3年)のシュートを、東山DF新谷陸斗(3年)が自陣のゴール方向へと蹴った。これをGK佐藤瑞起(3年)が手でキャッチ。バックパスと見なされ、日体大柏に間接フリーキックが与えられた。

まさかの展開に、東山はGKを含む11人がゴール前に横一列に並んだ。対する日体大柏は、ゴールに対して縦に7人が並んだ。最初の3人が蹴ると見せかけて順番にはけると、4人目がシュート。しかしこれを東山の11人の壁がブロック。最後はこぼれ球をGK佐藤がしっかり手でキャッチした。

白熱した準々決勝で起こった珍しいシーン。試合はこのまま互いにゴールを奪えず、PK戦へもつれこんだ。

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