アビスパ福岡は14日、福岡市内で練習を約2時間行い、3年目のMF中村駿(28)が、クロアチア代表MFモドリッチ級の活躍を誓った。
ワールドカップ(W杯)カタール大会期間中は、睡眠不足になりながら熱視線を注いだ。
その中でも特に、好きなクロアチアと、司令塔ルカ・モドリッチ(37)の動きから「中盤の3枚が好きで、相手の良さを消すやり方がすごかった。(モドリッチは)ドリブルで(相手を)はがせるのがすごい。あれは世界で必要な部分」と、刺激を受けたという。
ボランチを務める自身のプレーにも重ね、「(ドリブルで相手をはがす動きは)リスクはあるが、時と場合によって使い分ければ、いいプレーになる。キャンプから少しずつ取り入れていけたらと思う」と語った。
昨季は、新型コロナウイルスの影響で残留争いに巻き込まれるなどし、チームは苦しみながら14位で終えた。しかも、J1ワーストの29得点で攻撃面の課題を残した。
中村は個人としても、司令塔としての前線への効果的なボール配球などで力不足を実感した不本意なシーズンだった。
セットプレーのキッカーも務めるだけに、得点力向上へ「セットプレーでは自分がからんで10点取れればいいかな」とリベンジに燃えている。昨季はけがにも泣かされた中村の動向が、浮沈のカギを握りそうだ。【菊川光一】



