女子サッカーのWEリーグアルビレックス新潟レディース(L)は22日、サンガスタジアムby KYOCERA(サンガS)で行われる皇后杯準決勝で大会最多15度の優勝を誇る日テレ東京ヴェルディベレーザと対戦する。6大会ぶり5度目の決勝進出へ、大暴れを誓うのは地元凱旋(がいせん)となる京都市出身のMF園田瑞貴(26)。FW道上彩花(28)とのコンビネーションやスピードに乗ったドリブルで相手守備陣を切り裂き、ゴールに直結するプレーでチームを決勝に導く。

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一瞬のスピードやタイミングで相手の逆をとる園田瑞が、鋭く攻撃をリードする。日テレ東京Vとの準決勝を控えた19日は、聖籠スポーツセンターアルビレッジで汗を流した。ボールを奪ってからのカウンター練習では長い距離を走ってパスを引き出し、フィニッシュに持ち込んだ。フットサル日本女子代表(14年)も経験しているテクニシャンは「いい雰囲気で準備できている。絶対に勝って決勝に進む」と意気込む。

大宮との準々決勝(15日、1-0)は3トップ左で先発出場。サイドに張ることよりも、中央に入るFW道上の後方からゴールを狙うシャドーの役割を任され、攻撃を活性化させた。「最近はゴロちゃん(道上)と2トップを組むこともあるので、連係面はいい感じ」と手応えを示す。だが、シュート4本を放ちながら無得点に終わったことに対しては悔しさをにじませる。「ゴールに近い位置にいるのに最近、点が取れてない。次は取ります」と新年初得点を誓う。

京都市出身でサンガSがある亀岡市は隣町。実家はスタジアムから電車で約20分の距離にある。準決勝には家族はもちろん、多くの友人も観戦に訪れる。「成長した姿を見せるためにもゴールにこだわりたい」。日テレ東京Vには今季リーグ開幕戦(22年10月22日)で0-1で敗れているが、苦手意識はない。「速攻と遅攻を使い分け、確実に(ゴールを)仕留めたい」。強くゴールを意識する園田瑞は勝利だけをイメージする。【小林忠】