横浜F・マリノスがホームで広島と引き分け、開幕3連勝はならなかった。G大阪から期限付きで加入したGK一森が、2月21日の発表から10日で先発に抜てきされた。

前半4分に失点したが、その後は好セーブでピンチをしのぐなど貢献。パスを回し攻撃の起点となることも求められる横浜で「自分のところでノッキングを起こしてしまっていた」と反省しつつ「自分はできる、と感じられた。コミュニケーションを取って細部を詰めたい」と連係向上を誓った。

▼サンフレッチェ広島は昨季王者と互角の戦いを繰り広げたものの、今季初白星は逃した。数的優位を生かせなかったのは痛恨で、開幕3戦で2分け1敗と、思うように勝ち点を積めていない。就任2季目のスキッベ監督は「昨季から引き続き、勇敢で攻撃的なサッカーをしようとしている」と言うが、終盤決定機を逃すなど追加点は生まれなかった。3試合2得点とゴールは少なく、我慢の時が続く。