2季ぶりの優勝を目指す名古屋グランパスが、今季の公式戦初先発したFW酒井宣福(のりよし、30)の2発で快勝発進した。

前半23分に先制ゴールを決めると、後半30分にもGKがはじいたボールを押し込んだ。

元日本代表で兄の神戸DF酒井高徳はメンバー外だったため“兄弟対決”は実現しなかったが、スタンドにいた兄の前で大活躍。

昨季、名古屋入りしてからは出番が限られている宣福は「点が取れたのはみんなのおかげ。みんなの気持ちが乗ったゴールでした。これからも、したたかにやっていきたい」と謙虚に話した。

長谷川健太監督も「非常に良くやってくれた。前線の選手が点を決めると(攻撃が)活性化する」とべた褒め。同監督は先発したFW重広卓也についても「出番がなかった選手。期待に応えてくれた」と話した。

【関連記事】ルヴァン杯スコア速報