浦和レッズは13日、元ギニア代表FWホセ・カンテ(32)が完全移籍で加入すると発表した。

スペイン生まれのカンテは、16~22年まで国籍を持つギニア代表として活躍。足元のテクニックがあり、自らゴールを決めることはもちろん、攻撃の起点や、アシストで貢献もできるマルチなストライカー。

クラブを通じて「タイトルを獲得するためにチームに尽くしたいですし、そして、常にチームとクラブとともに目標を達成するために、持っている限りのものをささげたいと思っています。非常にモチベーションも高いです」と意欲みなぎるコメントをした。

今季から指揮を執るスコルジャ監督が長らく監督を務めていたポーランドリーグでもプレー経験があり、22年8月から中国1部の滄州マイティライオンズに所属していた。

浦和は開幕連敗スタートとなったが、4日のセレッソ大阪戦(浦和駒場)で勝利すると11日のヴィッセル神戸戦(ノエスタ)で連勝と上昇の兆しを見せている。

経験豊富なストライカーの加入でFW興梠らがけん引する前線に厚みを増し、さらに勢いに乗りたいところだ。