「サッカーショップKAMO」の新宿店が17日、1年半ぶりにリニューアルオープンし、FC東京クラブコミュニケーターの石川直宏氏(41)、東京ヴェルディ・アカデミーヘッドオブコーチングの中村忠氏(51)がオープニングに駆けつけた。

店舗面積は1階、2階を合わせ約280平方メートル。スパイクやシューズ、ユニホームなどのグッズのほか、東京と東京Vのオフィシャルグッズも置かれており、2人が来店した。

石川氏は、甲州街道沿いの新宿店舗の前をよく通るそうで「コロナ禍で閑散として寂しい時期もありましたが、今は交通量が多いし活気が戻りましたね」としみじみ。

少年時代、両親と一緒にサッカーショップKAMOを訪れワクワクしながらスパイクを選んだ。現役を終えた今も、そのワクワクは変わらない。2階のスパイク・シューズの商品棚を目にすると、目をキラキラさせながら少年時代に思いをはせた。

「当時は色は黒がメインで。僕が中学の時に白が出て、白のスパイクを履いていた選手をいじってました」。黒のスパイクを靴墨で磨き、カンガルーレザーを柔らかくし、てかりが出るように工夫していた。靴底がはがれれば、補修具で自分の手で修理した。「思い入れや愛着もありますから、大事にしますよ」。

ロベルト・バッジオのプレーにあこがれ、バッジオのモデルであるディアドラも履いた。「新しいスパイク買ったときは、早く履きたくて、家の中で履いて、寝るときは横に置いて。KAMOのシューズケースに入れて試合に行ったものです」。

プロになる前は、アディダスのコパムンディアルなどを使用し、プロ入りしてようやく、アディダスのトップモデルを履いたのも思い出の1つだ。だからこそ、サッカーショップを「スポーツの魅力や夢が詰まった場所」と位置付ける。

1階のユニホームコーナーには日本代表のユニホームも販売されている。ワールドカップ(W杯)カタール大会ではドイツ、スペインの強豪に勝利した。石川氏は「(漫画の)キャプテン翼の世界だったことが、現実に起こっている」と日本の進化を口にし「日本サッカー協会が掲げる50年優勝の可能性は大いにあるし、口にしていくべき」と話す。

現在、野球のWBCでの日本の快進撃も日本を盛り上げている。間もなくサッカーでも第2次森保ジャパンがスタートする。石川氏は「選手には、自分の生きざまを表現してほしいし、サッカーの枠だけでなくスポーツの価値、素晴らしさを若い選手には発信してほしい。森保監督がよく言う、日本に勇気と元気を与える、という選手が増えてくれば、日本の未来は明るい。期待しています」とエールを送った。