磐田がリーグ戦2試合ぶりに、今季最多得点で白星を挙げた。

アウェーで水戸に5-1と快勝し、今季3勝目。昨季ノーゴール、今季も7戦ゴールなしだった2年目のMFドゥドゥ(26)が、開始16分で2得点の活躍。突破口を開き、流れを一気に引き寄せた。前半8分、右から入ったクロスを右足でゴール。8分後には、再び中央でカット球を相手GKがつかむ前に右足で押し込み、ネットを揺らした。「日本で初めてのゴール、この上ない喜び。1点を決められ、次も決められて幸せ」と笑顔を見せた。

5日のルヴァン杯(1●2J1鳥栖)から中2日で臨んだ一戦。選手らは疲れを見せずに戦いきった。3-0で折り返すと、後半も運動量を落とさず果敢に攻め込んだ。同13分にはDF松原后(26)が左から走り込んでシュートを放ち、チーム4点目。1分後には途中出場のFW後藤啓介(17)が松原のクロスを頭でゴール。自身今季4得点目で相手を突き放した。

試合を終えた横内昭展監督(55)は、後半の1失点に「セットプレーからやられたのは課題」。一方で快勝に笑顔も見せた。「前半から選手らがやろうとしたことをピッチで表現してくれた」と手ごたえを口にした。次戦は12日、町田とホーム(ヤマハスタジアム)で対する。過密日程の厳しい戦いに耐え、連勝に結びつけたい。