アルビレックス新潟はアウェーでサガン鳥栖に0-2で敗れ、今季初の連勝を逃した。前半11分に左CKから先制されると、後半35分にPKから追加点を奪われた。前節14日のホーム横浜F・マリノス戦(2-1)から先発3人を入れ替えた新潟。右膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大ケガから戻ったMF高木善朗(30)が今季2度目の先発出場でチャンスを作ったが、得点にはつながらなかった。

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新潟は2点を追う最終盤。高木に、後半24分から途中出場のMF小見洋太(20)とMFダニーロ・ゴメス(24)を中心に攻め込むが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。15本のシュートを放ちながらも無得点。松橋力蔵監督(54)は「悔しいのひと言。自分たちの精度を高めなければならない」と唇をかんだ。

松橋監督は試合前、鳥栖を「勢いに乗らせると手ごわい相手」と警戒。続けて「自分たちの土俵にどうもっていくか。常にゴールを目指して脅威を与えるかが重要」と話していた。だが、自分たちのパスミスから前半11分に左CKを与えると先制点を献上。その後も中盤でのミスが重なり、敵陣に進入できない。それでも同30分、MF秋山裕紀(22)の浮き球パスに抜け出した右DF新井直人(26)が右ボレーでゴールを狙う。惜しくも左ポストに嫌われたが、徐々に攻撃のリズムを取り戻してハーフタイムを迎える。

後半開始から1トップで先発出場の鈴木孝司(33)に代えてFW谷口海斗(27)を投入。攻撃のギアをさらに上げる。同15分、秋山のスルーパスに反応したMF三戸舜介(20)が相手守備陣の背後に抜け出しシュートもGKの正面。同26分にはダニーロ・ゴメスの右クロスを高木が頭で合わせるが好機を生かせなかった。

決定機を多く作りながらもアウェー3連敗で6敗目(4勝4分け)。昨季上位の横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島から勝ち点9を奪う強さを見せる一方、波に乗り切れていないチーム相手には苦戦する。鳥栖と入れ替わり、13位に順位を落とした新潟は24日にルヴァンカップ1次リーグアビスパ福岡戦を挟み、28日、リーグ戦下位に沈むガンバ大阪とホームで対戦する。