清水エスパルスが今季2度目の連敗を喫した。アウェーで首位町田ゼルビアに1-2。試合終了間際のラストプレーで失点を許し、前節千葉戦(0●1)に続く黒星を喫した。秋葉忠宏監督(47)は「私の采配ミス。(後半は)勝ち点3を欲張って攻撃にかじを切った結果。J1昇格に向けて次はやり返したい」と語気を強めた。

リーグ最多得点を誇る清水が、同最少失点の町田に屈した。前節からスタメン6人を変更した清水は前半、サイドからチャンスを作りボール支配率で圧倒したが同32分、先制点を献上。しかしその10分後、前線に上がったMF乾貴士(34)から短いパスを受けたMF中山克弘(26)が右足を振り抜いて同点弾。3戦ぶり今季通算5得点目のゴールで前半を折り返した。

1-1で迎えた後半、一進一退の攻防が続く中、後半5人の選手を入れ替えるも、徐々に相手の守備からのカウンターで決定機をつくられた。同30分、同41分、同ロスタイム1分の3度にわたり、相手のシュートが右ポストに当たって救われた。勝ち点1が見えたロスタイム6分、決勝ゴールを許して万事休す。選手たちはがっくりと肩を落とした。

チームはこれで6勝7分け4敗。中2日の24日ルヴァン杯(湘南戦)を挟んで次節28日、ホームで金沢と対する。

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