鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が23日、ルヴァン杯・柏レイソル戦(24日、カシマ)に向け取材に応じ、メンバーの入れ替えを示唆した上で「鹿島の選手として認められるかどうか、ふるいにかけられる試合」と位置付けた。

20日のリーグFC東京戦から中3日。ルヴァン杯・柏戦から中2日の27日にはリーグ戦でサガン鳥栖と対戦する。連戦で、岩政監督は「リーグ戦のメンバーで行くつもりはない。入れ替えは少なからずあると考えている」と明かした。

現在、FWエレケは負傷を繰り返しているが、それ以外の選手はコンディションを整えており臨戦態勢だという。指揮官はチーム内競争が激化していることを挙げ「メンバー入れ替えたとしても、勝ち抜いた者しかピッチに立てない状況」と自信を見せた。

ルヴァン杯の1次リーグは残り2試合。鹿島は現在、D組で最下位の4位だが、同1位のアビスパ福岡との勝ち点差は3。2連勝すれば1位突破の可能性を残す。岩政監督は「明日は勝たなければいけない。鹿島の選手として認められるかどうか、ふるいにかけられる試合。勝たなければいけない試合で、いいパフォーマンスをして勝たせないとこのクラブは残っていけない。どのようなパフォーマンスができるか問われる。期待もしている」と新戦力の台頭に期待を寄せた。