欧州遠征に臨むU-22日本代表に選ばれたアルビレックス新潟MF三戸舜介が代表活動前、新潟での最後の試合に出場した。

前半から自慢のスピードで抜け出す場面もあったが、後半20分に交代。「全然自分らしいというか、体も動いていなかったですし、あんまりチームに貢献はできていなかったと思います」と反省を口にした。

代表活動では、10日にU-22イングランド代表、14日に同オランダ代表という強豪との対戦を控える。「すごく楽しみですし、海外のチームに対して本当にアピールの場でもある」。海外志向が強く、「海外に行きたい気持ちがあるので、まずは結果というか『三戸舜介』というのを、海外の目に焼き付けられるように頑張りたいと思います」と世界に名前を売る。

164センチと小柄だが、その俊敏性が大柄な海外選手相手には武器となりそうだ。「一瞬のスピードだったり、小ささを生かしたドリブルっていうのはやっていきたい」と力を込めた。

3月の欧州遠征時は、直前のアウェー浦和戦後にそのまま代表活動に合流したが、パスポートを忘れてクラブスタッフに新潟から届けてもらうアクシデントがあった。今回は「ちゃんと持ってきました」と苦笑いで明かした。準備万全で臨む。

三戸は、4日から15日まで代表活動でクラブを離れる。【佐藤成】

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