川崎フロンターレ(川崎F)のスポンサーを務めるウエインズトヨタ神奈川が7日、川崎市の中原店で、「かわさきこども食堂ネットワーク」への桑原めだか米の贈呈式を行った。

川崎Fが推進するSDGs達成の取り組みの一環として、「かわさきこども食堂-」の支援を展開しており、今回、ウエインズ-もその支援に参画することが決定した。

昨年8月から「かわさきこども食堂-」の支援を行っている川崎F吉田明宏社長は、これまでクラブのパートナー8社が支援に賛同し、全体の寄贈品の約3割に相当する約5トンの物資を支援したこと明かした。

ウエインズ-の参画により、流通や寄贈品置き場といった課題の解決につながるという。吉田社長は、「長い間、良好な関係で、本当にありがたいパートナーとしてご支援いただいている。配送問題などで、営業所を利活用することで、大きな課題解決になる」と期待した。

そして「我々は、単なるサッカークラブではなく地域の社会インフラの役割、生活の一部になくてはならないクラブを目指している」と地域貢献を活発化させていく思いを示した。

今回、ウエインズの参画にあたり贈呈された桑原めだか米は、同県小田原市・鬼柳地区で生産されるもので、富士山や箱根山系を水源とする酒勾川の湧き水の田で作られる。めだかが生息する良質な水で育てられた米として味にも定評がある。【佐藤成】