アルビレックス新潟はアウェーで柏レイソルとスコアレスで引き分け、リーグ後半戦白星発進とはならなかった。

後半11分、MF小見洋太が左DF新井直人のクロスをヘディングで合わせる。同44分にはゴール正面から後半途中出場のFW谷口海斗が右足で狙うが、決勝点は奪えない。同ロスタイムには決定機を作られたが、GK小島亨介が好セーブ。アウェーで勝ち点1を積み上げたが、リーグ戦5戦勝ちなしで順位を13位から15位に落とした。

エースのMF伊藤涼太郎が11日の京都戦を最後にベルギー1部シントトロイデンに移籍。松橋力蔵監督はトップ下を置く4-5-1ではなく、18日のルヴァン杯鹿島アントラーズ戦に続いて4-4-2のシステムを採用。右MFが主戦場のU-22日本代表の三戸舜介を鈴木孝司と並べる形でFW起用した。序盤こそタッチ数が少なかった三戸だが、次第にリズムをつかむとクイックネスを利かせたドリブルや細かいパス交換で攻撃をけん引した。守備ラインには万能型のDF新井を今季初めて左サイドバックで起用。相手右サイドの攻撃をしっかり防いだ。

柏とは今季公式戦4度目の対戦だった。松橋監督は試合前「攻守ともに前への推進力が強い」と柏を警戒しながら、「我々らしさを全面に出し、サポーターにしっかり勝ち点3を取る覚悟を見せたい」と意気込んだ。指揮官の思惑通りにパスを展開し試合は支配した。だが、最終局面で人数をかける相手の守備を攻略できず無得点に終わった。