女子サッカーのインドネシア代表で国民的人気を誇るというFWザーラ・ムズダリファ(22)が7日、WEリーグのセレッソ大阪ヤンマーレディースの新体制会見に出席した。
C大阪ヤンマーは23-24年シーズンからWEリーグに参加し、ザーラはクラブで唯一の外国籍選手として4日に新加入が発表されていた。
本拠地ヨドコウ桜スタジアムでの会見で、ユニホームを着た163センチ、50キロのザーラは「私はパワーとスピードが武器で、チームに貢献できると思う。日本のトップリーグで初めて戦うことを誇りに思っているし、楽しみ。目標はセレッソで王者になること」などと、英語で意気込みを語った。
ジャカルタ生まれでインドネシア国内のクラブを経て、昨季はイングランドのサウスシールズFCでプレーしていた。
インドネシアでは女子サッカーのパイオニアとして絶大な人気を誇り、インスタグラムのフォロワー数は90万人を超える。
今月上旬に同国で行われた移籍調印式には、クラブから森島寛晃社長(51)ら幹部が参加。同国からはスポーツ大臣らが出席するなど、注目度は抜群だったという。
WEリーグ入りのきっかけは、ザーラが日本に興味を持ち、今年に入ってC大阪ヤンマーの練習に参加。日本とインドネシアの国交樹立65周年を迎えた今年、クラブのアジア戦略にも合致し、実力も認められたことでプロ契約を結ぶに至った。
佐伯真道ゼネラルマネジャーは「彼女は非常にポジティブで性格がいい」と説明。本人は自身のアイドル的な人気については関心がないといい、日本ではあくまで実力で勝負したい思いが強いという。
最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは、11位の日本に対し、インドネシアは105位。国のレベルでは大差があるものの、ザーラは実力でその壁を打ち破るつもりだ。
日本での本格スタートのために、前日6日に来日した22歳は「日本はしっかり時間を守る文化で、私の国はあまり守らない。すしは元々好きで母国でも食べられるが、大阪に来て、たこやきが好きになった」と笑顔を見せた。
3季目のWEリーグは8月のリーグ杯から公式戦がスタートし、リーグ戦は11月開幕予定で全12チームで争う。



