磐田は4-1で藤枝との「静岡三国決戦」で大勝し、今季初めてJ1自動昇格圏の2位に浮上した。
前半6分、藤枝FW渡辺りょう(26)に先制点を献上。開始早々の失点に不穏な空気が漂ったが、冷静な試合運びを見せた。磐田は同20分、MF金子翔太(28)が自らの突破で獲得したPKをゴール右隅に決めて、同点。同ロスタイムには右クロスをMF上原力也(26)がダイビングヘッドで押し込み、前半で逆転した。
5月の前回対戦時は1-0で辛勝。相手の攻撃に苦しめられる時間も少なくなかった。横内昭展監督(55)は「藤枝の攻撃はつかまえづらい。マークのスライドがポイントになる」。後半は序盤からハイプレスをかけ、勝負に出た。同3分には連動した守備から敵陣でボールを奪取。こぼれ球を金子が右足で押し込んで突き放した。
MF山田大記(33)も「県内のライバルには絶対に負けてはいけない」と特別な一戦と位置付けてピッチに入った。この日はヤマハスタジアムでの今季最多となる1万3688人が来場。ホームの大声援も力に変え、後半41分に挙げたFWジャーメイン良(28)の4点目で勝負を決めた。
県内のライバルを粉砕し、8戦負けなし(6勝2分け)で2位に浮上。磐田の勢いはさらに加速しそうだ。【神谷亮磨】



