藤枝MYFCはまたしてもホームでの勝利を逃した。ツエーゲン金沢と1-1のドロー。前半にセットプレーからDF山原康太郎(22)が右足で先制点。東京国際大から今季加入した大卒ルーキーのプロ初ゴールでリードしたが、後半43分に同点ゴールを許した。3-0で完勝した5月21日徳島戦を最後に、ホームでは5戦未勝利となった。清水はアウェーで栃木と1-1で引き分け、2試合ぶりの白星を逃した。

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藤枝の大卒ルーキーが挙げた待望の1発も勝利につながらなかった。前半5分、左CKを獲得。MF横山暁之(26)のクロスにDF山原が飛び込んだ。ゴール中央で倒れ込みながら右足で先制点。プロ初ゴールを挙げた22歳は歓喜の雄たけびを上げ、仲間からの祝福に笑顔を見せた。

幸先よく先制するも、その後はあわや失点の場面が続いた。同20分にはCKからピンチを招き、相手のシュートは左ポスト。1分後には自陣左サイドを崩されて決定機を作られた。前半だけで相手のシュートが3本ポストに直撃。カウンターから作ったチャンスは決められなかったが、耐えながら1点リードで折り返した。

守備の修正を図った須藤大輔監督(46)の思い切った采配も実らなかった。この日はDF山田将之(28)がセンターバックとして23試合ぶりに先発出場。GK北村海チディ(22)も12試合ぶりにスタメン出場するなど、2試合連続で4失点していた守備陣をてこ入れした。後半も押し込まれる展開が続くと、同43分にセットプレーから同点ゴールを献上。終盤でチームの弱点を突かれ、手痛い失点を喫した。

ホームでは5月21日の徳島戦で勝利して以来、5戦勝ちなし(3分け2敗)。試合終了の笛が鳴ると、スタンドからはため息が漏れた。本拠地が鬼門になっている。【神谷亮磨】