名古屋グランパスが浦和レッズに3-0で快勝し、2大会ぶりに8強進出を決めた。サウジアラビアのアルタアーウンに完全移籍することが1日に発表されたFWマテウス・カストロ(28)が先発出場し、移籍前最後の試合で見事な直接FKゴールを決めた。

0-0の前半25分、自らのドリブル突破で獲得したペナルティーエリア手前中央からの直接FK。左足で放った強烈なシュートはGK西川周作の予測の逆を突き、ネットに突き刺さった。

19年にJ2大宮から名古屋に加入し、横浜への期限付き移籍を挟んで5シーズン在籍。攻撃の中心としてチームを支えた。

3-0とリードを広げた試合終了間際に交代すると、観客からは温かい拍手。名古屋の「背番号10」は目に涙を浮かべた。試合後のインタビューで「感謝の気持ちでいっぱい。この国を愛しています。ここにいた時間は幸せでした」。最後に背番号の数だけチームメートに胴上げされた。