鹿島アントラーズは延長戦の末に、名古屋グランパスに敗れ、2戦合計2-3で敗退が決まった。

0-1で折り返した後半頭から、今夏鹿島に復帰した復帰したMF柴崎岳(31)がピッチに入った。後半6分に、柴崎は攻撃エリアでボールを持つと、縦パスを差し込んだ。MF仲間隼斗がそのパスに反応しボールを受けると、エリア内にドリブルで仕掛けネットを揺らし、同点に追い付いた。第1戦は1-1で引き分け、第2戦も90分を終えて1-1。勝負は延長戦にもつれ込んだ。延長後半14分にミドル弾を浴び、力尽きた。

延長戦も含め、75分間プレーした柴崎は「残念です。追いついて、チームとしては互角、勝てる可能性があった試合だったと思う」と振り返った。ピッチに入ってわずか6分でアシストの結果を出し、勝利にはつながらずとも、チームに勢いと安定感をもたらした。「サポーターが叱咤(しった)激励してくれて勝利届けることができなくて、残念でしたけど、気持ちは伝わっている。僕らも勝利をとやっている。そういった気持ちを、毎試合出していこうと思っている」。

ルヴァン杯のタイトル獲得はならなかった。だが、「優勝を出来る可能性を持ったチームだと思っている。まだまだ良くできる部分は、僕の目から見てたくさんある。少しずつ練習から改善していければ」とチームの可能性に手応えを口にする。

鹿島は常にタイトルを求められるクラブであることは十分に分かっている。「自分たちも、そういったプレッシャーをかけて、その重圧を乗り超えてタイトルを取るクラブなので。そういうクラブでプレーしていることはみんな分かっていると思う。ここを乗りこえた先に、また成長したチームがあると思います」。柴崎が加入し、新しい鹿島への歩みが早まっているのは確かだ。