湘南ベルマーレが、14日に21歳の誕生日を迎えたばかりのMF平岡大陽の決勝点でコンサドーレ札幌を下し、5試合ぶりの勝利を飾った。

前半42分、DFラインの背後に抜け出したFW大橋祐紀(27)が切り返し、後ろから上がってきたMF平岡にパス。ダイレクトで平岡が右足を振り、ゴールネットを揺らした。ヒーローは「大橋君がしっかりキープしてくれて、ぼくはシュート打つだけだったので、来たボールを冷静に流し込めて、決められてよかった」と振り返った。

J1初ゴールを決めた相手に、再び同じ札幌の地で決めてみせた。「初ゴールもここだったので今日も決められたらいいなと思って臨んだので、しっかり点決められて勝てて良かったです」と喜んだ。

最下位のチームは、16位柏レイソル、17位横浜FCとの残留争いのまっただ中だ。17日には柏と横浜FCが対戦する。プレッシャーをかける勝ち点3となった。「ぼくたちは上の順位のチームの結果を気にせずに、勝っていくしかないので、今日のサッカーを来週も再来週もやって勝ち点3を積み上げていくように頑張っていきたいと思います」。力強く誓った。21歳の抱負として「頼られる存在になりたい」と語っていた平岡がチームを引っ張っていく。