第37回全国少年少女草サッカー大会(先月)女子の部で、31回大会に続き2度目の女王に輝いたクワトロガールズが22日、伊豆の国市役所で山下正行市長(67)を表敬訪問し、優勝を報告した。1次リーグを2連勝して臨んだ1位トーナメント。決勝に駒を進めるとTOKYO NADESHIKO(東京)を3-0の完封勝利。優勝カップを手にした山下氏から「素晴らしいね」と称賛された。

決勝では同市在住で副主将のFW新谷百亜那(もあな、韮山小6年)が、後半に右足で3ゴールを決めた。最優秀選手賞を受賞したハットトリックに「できすぎ。自分でも鳥肌が立った」と笑顔。大会通算5ゴールを決め、今後も「努力し続けたい」。将来なでしこの選手になる夢をもち、遠藤俊明監督(59)から「アイデアをもっている選手。それをもっと形にしてくれたら」と期待された。

他にMF長嶋しずく(清水町立南小6年)DF根上理歩(裾野西小6年)MF甲斐美絢(裾野西小4年)が出席した。チームは沼津以東の小6までで構成され、長泉町などで練習。なでしこリーグ1部・静岡SSUボニータなどに現役3選手のOGを輩出している。【倉橋徹也】