C大阪は、首位神戸との直接対決に敗れて、勝ち点差は「10」に広がった。
神戸に主導権を握られて、チャンスらしいチャンスをつくれず。後半14分にDF進藤が、神戸FW佐々木に振り切られて、決勝ゴールを奪われた。
小菊監督は「神戸の前線からの圧力に対し、ロングボールとショートパスを使い分けて、かいくぐっていくことを考えた。ただ前半から神戸の強度の高いDFに対して、ボールを握れない、回数が少ない。そこで難しくなった」と敗因を口にした。
首位神戸に勝てば、勝ち点4差、負ければ同10差という大一番に完敗した。
指揮官は「今日の敗戦で優勝は現実的に厳しくなった。ただチームはトップ3を目指して、キャンプからやってきた。ここで折れずに3位、ACLにいけるように強い思いを共有してやっていきたい」とした。
MF香川は、取材エリアで悔しさをにじませた。
神戸との差を質問されて「正直、答えはない。結果なので。それがすべてなので。すべてじゃないですか」。
パスがなかなかつながらなかった状況についても「正直、わからないです。試合終わって、ごめんなさい、振り返る…。結果なのでね、今日求めたいのは。この終盤において。(相手の)下回った、それが実力でしょう」。
また残り5試合で神戸と勝ち点10差という、優勝が厳しくなった現状についても「試合は悔しい気持ちしかない。それは来週以降にしっかり切り替えたい。今は正直、言葉はないですね」と口にした。