京都サンガOBで韓国代表MFとして活躍したレジェンド、朴智星(パク・チソン)氏(42)が、ゲストで来場した。

ハーフタイムにピッチに登場すると、20年に新本拠地となったサンガSについて「こんなに、きれいなスタジアムに来られてうれしい」と感動の表情。「(京都のクラブには)いい思い出があります」などと、日本語であいさつした。

同氏が在籍時は西京極が本拠地だった。最後はサポーター席まで出向き、記念撮影も行った。

韓国の大学から00年6月に京都でプロデビュー。J1昇格や02年度天皇杯優勝にも貢献するなど、主にボランチで活躍した。その後はPSVやマンチェスター・ユナイテッドで世界的なスター選手に育った。韓国代表として3度のワールドカップ(W杯)にも出場している。

14年5月に現役引退後、同年6月の京都のクラブ設立20周年記念試合で来日して以来、今回は9年ぶりの古巣登場だった。