セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(34)が、来季もクラブに残留することが22日、分かった。
この日、大阪市内で行われた練習後、来季も残留するのか問われた同選手は「はい」と明言したもの。自身の去就を口にするのは復帰後初めてで、セレッソへの深い愛着を示した。
香川は10年7月、当時21歳でC大阪から海外初挑戦となるドルトムントに移籍。マンチェスターUなど欧州で活躍し、今年1月にシントトロイデンから12年半ぶりに古巣に復帰していた。
けがによるコンディションも心配されたが、今季リーグ戦はここまでチーム唯一の全30試合に出場し、2得点で中盤の複数のポジションで活躍。主将MF清武がけがで離脱する中、仲間の手本となり、試合では確かなリーダーシップも発揮している。現在7位のC大阪は、香川のゲームコントロール力がなければ、上位争いできなかったと指摘する声も多い。
香川は来季だけにとどまらず、現役を引退するまでC大阪でプレーすると証言するクラブ関係者もいる。現在チームの指揮を執るのが、高校2年だった香川をプロの道に誘った小菊監督(当時スカウト担当)。2人の信頼関係があるからこそ、香川とクラブが相思相愛を続けられる要因になっている。
今季は残念ながら無冠が決まったが、プロ19年目の来季は、タイトル獲得こそが最大の使命になる。
前日の広島戦では人生初のアンカーを務めた。0-0の引き分けで、連敗を3で止めた香川は「初めてのポジションだったが、広島にいい守備ができたところがあった」とした上で、現在4試合連続無得点の攻撃には「もっと、決定機を増やさないといけない」と課題を挙げた。28日の大阪ダービーへは「1回休んで、また切り替えます」と再出発を誓った。



