柏レイソルの井原正巳監督(56)が23日、今季のホーム最終戦となるサガン鳥栖戦(25日、三協F柏)に向け取材に応じ、22日夜にワールドカップ(W杯)アジア2次予選から帰国したFW細谷真大(22)がチームに合流したことを明かした。
細谷はシリア戦で途中出場し、4-0の後半37分にかつて柏に所属していた経MF伊東純也のアシストでA代表初得点を決めた。試合後、すぐに帰国の途につき、22日の深夜に帰国したばかり。
日本代表経験がある井原監督は「移動の疲れはあるが、代表選手の宿命。タフな日程でやっていかないといけないのが代表選手。特に中東からの移動は疲れはある。そこは彼が乗り越えていかないといけない」と代表の大先輩の目線で細谷への期待を口にした。
この日、細谷はスタッフルームに顔を出し、スタッフ全員が代表初ゴールの細谷をねぎらったという。井原監督は「残り試合、うちのゲームで点を取れ」とリーグ2試合での得点を“厳命”したことをジョーク交じりに話した。指揮官は「急きょ(A代表に)呼ばれて試合に出場できて、2試合目は得点を挙げてきた。代表は特別。世界で活躍する選手と、この2週間過ごしてW杯予選を戦った自信と刺激を受けて戻ってきてくれている。代表で刺激を受けた部分を還元してくれれば」。鳥栖戦まで2日あり、コンディションは戻ると感じている。
現在、柏は降格圏(最下位)の横浜FCと勝ち点差2の16位。鳥栖に勝てば、残留が決まる可能性がある大事な一戦だ。主軸のDF古賀、ジエゴ、MF高嶺の3人が累積警告による出場停止でチーム事情は厳しいが、指揮官は「代わりに出る選手が、そのためにずっと準備をしていているし、役割を全うしてくれると思う」とし「自分たちは勝つことで残留が近づく。勝つことに集中することが一番」と気を引き締めた。



