アルビレックス新潟レディースは敵地で0-0で引き分け、WEリーグ3シーズン目で初の3連勝を逃した。

90分通して、攻守が激しく入れ替わる展開。何度も決定機も作ったが、最後までAC長野パルセイロ・レディースの守備を崩し切れなかった。それでも8日間で3試合の強行日程を2勝1分け。次節は12月10日にホームで昨季のリーグチャンピオンの三菱重工浦和レッズレディースと対戦する。

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WEリーグ初の3連勝が懸かったアウェー戦で、勝ち点3を取り切ることは出来なかった。古巣対戦となったMF滝川結女(24)は「相手の勢いにのまれずに戦う」と試合前日に話していた。お互いシュート数は8本と互角の勝負を展開していたが、長野の強固な守備を破れず、最後までゴールを奪えなかった。

それでも前半は長野のハイプレスをかいくぐりながら、落ち着いてパスを回し、敵陣に押し込んだ。前半18分には滝川の縦パスに抜け出したFW石淵萌実(27)が左足シュート。同ロスタイムにはMF杉田亜未(31)がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、強烈なミドルを放つが相手GKに阻まれた。

橋川和晃監督(52)は試合前日に「前半を無失点にしのいで、後半に勝負をかける」と試合展開をイメージしていた。文字通り後半途中からMF川村優理(34)とFW山本結菜(21)を投入し、仕掛けた。同22分には川村のシュート。山本も縦への推進力をいかし、何度もチャンスメークしたが、最後のシュートの精度を欠いた。

“3連戦”の最終戦。終盤にはGK平尾知佳(26)のビッグセーブも出た。前節マイナビ仙台戦から中2日。8日間で3試合の厳しい日程にも全員が攻守にアグレッシブに戦い抜いた。3連勝で終えることは出来なかったが、3戦負けなし(2勝1分け)で勝ち点を7に伸ばし、順位も暫定4位と上位をキープした。【大島享也】

 

◆橋川監督「タイトなスケジュールの中、選手はよく頑張ってくれた。長野のハイプレスに対して、つなぐこと、背後を突くことは出来たが、最後相手のゴール前をこじ開けていかなくてはいけなかった。ただ無失点で終えられたことは良かった」