北海道コンサドーレ札幌GK菅野孝憲(39)が29日、札幌・宮の沢で12月3日最終節ホーム浦和レッズ戦(札幌ドーム)に向けた練習に参加した。前節25日アウェーFC東京戦(3-1)でリーグ戦12試合ぶりに先発し、Jリーグ通算600試合(J1・341試合、J2・259試合)出場を達成した。Jリーグ歴代6人目で、GKでは南雄太(666試合)、楢崎正剛(660試合)に続く3人目の快挙。「僕1人の力じゃない。今まで僕に関わってくれたすべての方に感謝」と語る。

キーパー最多記録を持つ大宮アルディージャGK南から、27日の引退会見で「僕の666試合は菅野に抜いてもらいたい」と、エールを送られた。柏レイソル時代の先輩からのメッセージに菅野は「雄太君から僕の名前が出るのはうれしい。そんな簡単に越えられる数字じゃないので、その言葉を受け止めて、また毎日毎日大事にコツコツ積み上げていきたい」。来季40歳。数字へのこだわりはないが、力に変える。

浦和戦は今季限りで現役を引退するチームメートのMF小野伸二(44)のラストマッチ。「伸二さんのためにって気持ちは僕らは強い。消化試合って言う人もいるかもしれないけど、大事な試合」と、最高の形で送り出す準備をする。東京戦で好パフォーマンスを見せたが、常に慢心はない。「次の試合、誰が出るかわからない。出られるように努力していきたい」と、いつも通り集中していた。