サッカー元日本代表MF中村俊輔氏(45)の引退試合が行われた。

両チームともに豪華メンバーが集結した中、中村氏は前半はYOKOHAMA FC FRIENDSで、後半はJ-DREAMSで45分間ずつプレー。代名詞の直接フリーキックなど、双方でハットトリックを決めた。

試合後にセレモニーが行われた後、記者会見に出席した。主なやりとりは以下の通り。

-今日は現役時代にライバルのような存在だった選手もいた。振り返って、意識していた選手などは

中村 若いときは(小野)伸二でしたね。代表を意識したときはヒデさん(中田英寿)でした。それで、森島さんのような動きが自分に足りない、とか。その3人はいつも意識してやっていました。ヒデさんは雲の上の存在だし、伸二は自分にないものを持っていた。彼らにないものを磨かないといけないと意識していた。そのうちひとつがフリーキックだった。中盤の選手はほとんどそういう意識でプレーしていたかな。

 

-あらためて、フリーキックへの思い、こだわりは

中村 フリーキックは本当に、自分のプレーのなかで1割も満たないくらいで。他のプレーの、どこで受けるとか、どこでコントロールしたいとか、ポジショニングだとか、ボールが来る前にパスコースを見つけるとかある中で、意識の1割に満たない。飛び道具に過ぎないけど、でもすごく大事にしていて。最後に残ったものがそれだった。大事にしていてよかったなと感じます。

 

-指導者になって、キッカーを育てるにはなにが必要だと思うか

中村 蹴り方はプロになってからはそう変わらないので難しい。意識は変わるので、それを練習から取り入れること、環境や場面を作ってあげることはできる。中学生くらいの時からじゃないと、フォームや当てる感じは、積み上がっていかないと思う。スタートが大事だと思う。(現役を)やめてからクリニックで中高生を見たときに、それが大事かなと(思った)。チームでもそれを意識してやれている選手は少ないと思う。だからこそ、自分がそういうシチュエーションを作るためになにが必要か試行錯誤している。

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