明治大(関東3位)が筑波大(関東1位)を1-0で下し、決勝へ駒を進めた。

前半から相手に主導権を握られ攻め込まれるも、体を張った守備で無失点に抑え、後半13分に3年生エース中村草太(前橋育英)が左足で決勝ゴールを決めた。チームが放ったシュートはこの1本のみ。食らいつく関東王者を振り切った。

関東リーグで得点王とアシスト王をダブル受賞した中村だが、インカレの舞台では2試合沈黙。重圧もあり「メンタル的に落ちていた」。

しかし大一番で結果を残した。「チームを勝利に導けたゴールは込み上げてくるものがあったし、チームを勝利に導けたことと監督の期待に応えられたのがうれしい」と笑顔をみせた。

ゴール正面から左足を振り抜いた得点シーンについては、「栗田(大輔監督)さんから、思い切り、大胆さが勝負を分けると言われていた。ファーストタッチで決まった。思い切り打てたのがよかった」と胸を張った。90分間通してほとんどチャンスはなかったが、一発で仕留めた。「あそこを一本決められたのは自信になる」とうなずいた。

チームは4季ぶりの優勝を目指す。「今シーズン5冠を掲げて、ことごとく取れず、リーグ戦も3位で悔しい。あと少しのところに来ている。4年生のためにタイトル取りたい」と力強く誓った。