6年連続34度目の出場を誇る丸岡(福井)が“ラストワンプレー”に泣き、佐賀東に屈した。
序盤から最終ラインの背後をしっかり固め、セカンドボールも次々と拾う。主導権を握っていたが、無得点の0-0で迎えた後半45分に、不意を突かれた。
相手の右クロスが長くなったところ、突っ込んできた相手の左サイドバック江頭瀬南(2年)に、途中出場のFW西村心(2年)がぶつかるような形でファウルを取られてしまい、土壇場でPKを献上。ロスタイム6分に決められ、最後はパワープレーもはね返された。
主将のMF奥村洋武(3年)を中心に押し込んでいただけに、悔やまれる展開に。小阪康弘監督(51)は試合後の取材冒頭、言葉が出ず。沈黙の後に「最後、少し引いてしまったかな…と。ガチンコの厳しいゲームを選手は我慢してくれていたけど、サッカーは一瞬で流れが変わってしまう。甘かったかな」と振り返った。
途中まで優位に試合を運んでいただけに、痛恨の最終盤となったが「79分いいサッカーをしていても、最後の1分で流れが…。完璧なチームは最後まで完璧。だから勝ち上がる。我々のチームは、まだそこにないのかな」と、実に34度も出場してもなお全国の怖さを突きつけられていた。【木下淳】



