浦和レッズのFW興梠慎三(37)が、ヘグモ新監督の下で「今季は攻撃で褒められるように」と、攻撃陣の奮起を誓った。

プロ20年目。昨季は公式戦60試合を戦う過密日程だった。長いプロ生活で体も悲鳴を上げているが、今季も現役続行を決断した。「新監督が来て選手が大幅に変わるということで(クラブから)“いてくれないか”とオファーをいただけた。いるだけでは意味がないので。何かしらチームに還元できたら」。ベテランとしてチームの精神的支柱はもちろん「1試合でも多く試合に出られれば」と、ピッチでの結果も貪欲に求めていく覚悟だ。

新監督の下で、トレーニングがスタートしたばかりだが、いきなり11対11のフルコートでのゲーム方式の練習も取り入れられた。フルメニューを消化した興梠は「ゲームをすることが一番、コンディションが良くなってくる。走りも大事だけど、ゲームで使う筋肉は走る筋肉と全然違うので。早めに筋肉痛になると思いますが(笑い)、ゲームで慣れらしていくのはいいこと」と歓迎した。

ヘグモ監督は攻撃サッカーを掲げ、新体制発表ではセンターFWにはペナルティーエリア内での仕事を求め、20得点を要求していた。1トップの興梠は「攻撃的なサッカーをしてくれれば取れるんじゃないですか、サンタナが」と、FWの新助っ人、チアゴ・サンタナの名を挙げ笑わせた。だが、冗談はここまで。

「自分はペナ(ペナルティーエリア)の中での得点パターンが多いので。今年は攻撃でボックスに入る回数が多くなっていくと思う。去年は守備陣がほめられて、(前線は)点が取れないと言われていたので。今年は逆になるように」と前線の躍動を誓う。18年連続でのJ1ゴールを決める舞台は整っている。