WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは沖縄・南城市(南城市陸上競技場)で1次キャンプ(18日まで)に臨んでいる。長短のパスを使い分けて攻撃をけん引し、献身的な守備でもチームに貢献するMF杉田亜未(31)は「毎日、天気も良くてサッカーもしやすくて、いい環境でやらせてもらっている。チームもギアを上げてやれているので、いい感じ」と順調な調整ぶりを強調した。

今季ここまでの公式戦全15試合(リーグ戦7、WEリーグカップ6、皇后杯2)に先発出場を果たすタフなベテランがさらに攻撃に厚みを出す。チームはリーグ戦7節を終え、総得点は4位タイの8にとどまる。今季からポゼッションスタイルで攻撃的サッカーを求めるだけに「得点の部分はまだ足りない」と結果にこだわる。自身の得点も皇后杯5回戦、長野戦での1得点のみ。「得点への意識というか、ゴールに向かう動き出しは、チームとしても意識的に増やしている」とキャンプでの狙いの一端を明かす。

今季、ノジマステラ神奈川相模原から完全移籍で加入し、WEリーグカップ準優勝に貢献。冬季中断中のリーグ戦では4勝1分け2敗の勝ち点13で3位につけ、クラブ初のタイトルを狙える位置につける。3月3日のアウェー、サンフレッチェ広島レジーナ戦から再開するリーグ戦に向け、杉田は「リーグ戦の3分の1を戦ってみて、(タイトル獲得の)可能性は十分感じた。このチームならやれると思うし、自分も本気で優勝を目指す」と力強かった。【大島享也】

◆杉田亜未(すぎた・あみ)1992年(平4)3月14日生まれ、神奈川県出身。FC吉備国際大Charme-伊賀FCくノ一三重-ノジマステラ神奈川相模原。元日本女子代表。156センチ、56キロ。